紅茶と健康

紅茶にはポリフェノールの一種である「紅茶フラボノイド」という抗酸化物質が含まれており、ビタミンCらとともに飲むことがより効果的に吸収されます。それとともに、紅茶には体や、精神をリラックスさせる効果もあり、心身ともに癒すことができます。さらに紅茶に含まれるカフェインには脂肪を燃焼させる効果もあり、ダイエットをする際にも強い味方となります。

参考:『日本茶・紅茶・中国茶・健康茶―からだにいいお茶のすべて』

◆肥満防止

 紅茶に含まれるカフェインは、覚醒作用、興奮作用があるため集中力を高めます。 運動をする際に普通はエネルギー→脂肪の分解の順に消費されますが、カフェインを多く含んでいる紅茶を飲んでから運動するとこの順序が逆転し脂肪が先に消費され、持久力が出るといわれています。さらにホルモン分泌を盛んにし、新陳代謝を促進してくれると言われています。
 

◆リラクゼーション効果

 紅茶を含む、カメリアシネンシスから作られる製造される茶は、日常生活におけるストレスを和らげ、精神的、情緒的な安定感を与えてくれます。それはカフェインには覚醒作用、大脳刺激作用、疲労回復作用があるためで、疲れやイライラなどのストレス解消に効果があると言われています。そしてカフェインの働きをテアニンが抑制することで、穏やかで飲みやすくなもなり、適量を飲むことで脳をリラックスさせる効果があると言われています。
 

◆老化防止

 お茶に含まれるカテキン類の様々な効能は老化防止にもつながり、美容効果もあるといわれています。 老化の原因のひとつといわれる現象として、血管壁に過酸化脂質が多くなり、血液の流れの悪さがあると言われていますが、カテキン類はその血液内の油脂などを血管壁に付く前に溶かして対外に排出する働きがあり、カテキン類にはコレステロール値を下げるなど、血圧を正常な状態に整えてくれると言われています。
 

◆成人病予防

 紅茶に含まれるタンニンは、体に悪い活性酸素を抑えてくれる耕酸化作用や血中コレステロールの抑制作用、動脈硬化抑制作用、血糖抑制作用などがあります。これらは成人病の予防にもつながり、高血圧症や、血糖の上昇を抑える作用もあることから糖尿病にも効果があると言われています。
 

◆ガン予防

 日本人の三大死因の一つである癌の予防には、免疫系の働きを持つ細胞を機能させ、体の中の酸化を防ぐ必要があります。紅茶タンニンはカテキン類に含まれ、その中の紅茶フラボノイドには抗酸化作用、抗癌作用など様々な効用があり、酸化を防ぎ、腫瘍の増殖や転移を抑制するとともに、突然変異原性を抑制する効果があります。癌防止にはビタミンEが効果的だといわれており、紅茶に含まれる抗酸化作用効果はビタミンEの約20倍といわれています。
 

◆虫歯予防

 お茶には虫歯の予防に効果的といわれるフッ素も多く含まれています。口の中に入り込んだ菌は歯の表面に付着し歯垢を作り、そこに様々な微生物が繁殖して、歯の表面を酸性化し、カルシウムを溶かし、虫歯にしてしまうのですが、茶に含まれるカテキン類には殺菌作用や消毒作用があるため、菌が発生することを抑制し、虫歯の原因となる菌や歯垢を防ぐ効果があると言われています。
 

◆風邪予防

 紅茶は喉の湿潤を保ち、カテキン類の消毒殺菌作用には感染を防ぐ効果があり、 インフルエンザや、風邪の菌を殺す抗インフルエンザ作用があると言われています。
 

◆食中毒防止・下痢解消

 紅茶のカテキン類は細菌性の中毒を引き起こす腸炎ビブリオやブドウ球菌などを殺菌する作用があり、食中毒の予防をし、胃腸が正常に働くように促す効果があると言われています。