龍珠花茶(緑茶)

 龍が天へ昇るように葉が開くことから「龍珠花茶」と呼ばれるようになったジャスミンティーです。緑茶を丸く整形し、ジャスミンの香りをつけたもので、お湯を注ぐと丸い茶葉が龍のように開いていき、ジャスミンの癒しの香りが広がります。
そんな茶葉を見ながら飲むためにも透明なポットでお楽しみ下さい。

●龍珠花茶の淹れ方

龍珠花茶6粒ほどに対し200mlの85度ぐらいのお湯。
1. ポット(できれば透明な)にいったんお湯を入れ、ポットを温める。
2. 温めたポットに茶葉を入れ、お湯(約85度)を勢いよく注ぎ、蓋をする。
3. 1分以上待ち、温めたカップに注ぐ。
※3,4煎は楽しむことができますので、時間を掛けてお飲み下さい。

茉莉香片烏龍茶(青茶)

 烏龍茶に香りをつけたジャスミンティーですので、飲む前に香りを存分に楽しんで癒されてください。香りがゆっくりと身体を包んでいきます。
 水色は淡い黄色で、渋みが少なく、豊かなジャスミンの香りを楽しむことができます。心も身体もそして時間もゆっくりとのんびりと飲んでみて下さい。

●茉莉香片の淹れ方

 茶葉5グラムに200mlの熱湯(約95度)
1. あらかじめポットに茶葉を入れ、熱湯(約95度)を注ぎ、数秒時間を置いて、そのお湯をいったん捨てる。
2. 2回目の熱湯を勢いよく注ぎ、蓋をする。
3. 2分ほど待ち、温めたカップに注ぐ。
抽出時間や、お湯の量は自分の好みに合うよう調整しつつお楽しみ下さい。
一煎目を捨てる方法をここでは紹介していますが、捨てずに飲むという淹れ方もあります。

プーアール茶(黒茶)

 中国の食事には欠かせないお茶、プーアール。
脂肪の分解や、消化が促進されるので、飲茶や油っぽい食事の際に飲まれることが多く、肥満防止に効果があり、ダイエット茶としても知られています。
独特の熟成された味わいと、香り、濃い水色が特徴です。

●プーアール茶の淹れ方

茶葉5グラムに対し400mlの熱湯。
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. 湯を捨てたポットに茶葉を入れ、茶葉が浸る程度に熱湯(約95度)を注ぎ、その一煎目は捨てる。
3. 熱湯400mlを注ぎ、約5分待つ。
 茶葉の量や、湯の温度、抽出時間を変えて、2煎目以降は好みに合わせて調節しつつ、そのまろやかな甘味をお楽しみ下さい。食事中や、食後に飲むことで、脂肪を分解する作用もあります。

祁門紅茶(紅茶)

 祁門紅茶の産地は安徽省祁門県で、14世紀ごろから作られるようになったとされています。同じ安徽省黄山毛峰と同じ茶葉から作られた、焙煎香の中に蘭の香りのする形状の整ったものが上質のものとされています。飲んだ後も長く続く香りとまろやかな甘さと鮮やかな紅の水色が特徴です。

●祁門紅茶の淹れ方

祁門紅茶2.5グラム(スプーン小約2.5杯)に対し200mlの熱湯。
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. ポットに茶葉を入れ、茶葉が浸る程度に熱湯(約95度)200mlを注ぎ、約3分待つ。
 茶葉の量や、湯の温度、抽出時間を変えて、好みに合わせて調節しつつ、飲んだ後も長く続く香りとまろやかな甘さと鮮やかな紅の水色をお楽しみ下さい。

茘枝紅茶(紅茶)

茘枝紅茶は広東州特産のライチの果肉で香りと味をつけたフレーバーティーの代表格です。
楊貴妃が愛したといわれる、ライチの香りと、自然な甘い味、さっぱりとした飲み心地に特徴があります。

●茘枝紅茶の淹れ方

茘枝紅茶2.5(スプーン小約2.5杯)グラムに対し200mlの熱湯。
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. ポットに茶葉を入れ、茶葉が浸る程度に熱湯(約95度)200mlを注ぎ、約3分待つ。
茶葉の量や、湯の温度、抽出時間は好みに合わせて調節してください。
ライチの果肉で香りと味をつけたフレーバーティーをお楽しみ下さい。

雲南磚茶(せんちゃ)

 雲南磚茶はその名の通り、雲南省で作られてきたプーアール茶をレンガ状に固めたものです。
 レンガ状に固めることで保存のスペースをとらず、カビや湿気からも防止され、運びやすくなり、古代から雲南よりチベットに交易品として運ばれ、飲まれてきました。  
現在でもチベットで日常的に飲まれ、バター茶にも使われる、生活の必需品のひとつといえ、チベットの人々は味が出なくなるまで何煎も何煎も飽きることなく飲み続けます。
 それほど日常になくてはならないお茶を味わうことで、はるかチベットの空気を感じるていただければ幸いです。そんなチベットの人々が普段飲んでいるお茶を日本でも気軽にお楽しみ下さい。

●雲南磚茶の淹れ方

雲南磚茶 5g、 熱湯 300ml
1.スプーンなどで雲南磚茶を削り、5gほどをポットにいれ、
 熱湯(約95度)をポットに注ぎ、一煎目は捨てる。
2.その後再びお湯を注ぎ約5分待ち、プーアール茶の
 香りが広がってきたら飲み頃です。
3.4,5煎は飲むことができますので、ゆっくりと時間をかけ、
 心ゆくまでお楽しみ下さい。

 抽出時間によっても味の濃さが変わるので、何度か試して自分にあった抽出時間を探すことも楽しみの一つになります。抽出回数も紅茶とは違い何煎も淹れることができるので、お湯の量や時間を調節しつつ何度も楽しむことができます。  さらにバラ茶などを加えることでバラの優しい香りが広がり、雲南磚茶にさらなる味わいの深さを与えてくれます。

杉林渓(青茶)

台湾の烏龍茶は対岸の福建省の青茶の茶樹を台湾の凍頂山に植えたのが始まりといわれています。
「杉林渓」は凍頂山の山麓、海抜1,700mで育つ茶樹から作られ、形状は丸く揉捻されており、発酵度は低く、甘くまろやかな味わいと芳しい香り、金色に輝く水色が特徴です。

●杉林渓の淹れ方

茶葉2.5グラムに対し沸騰後、約80-85度に湯冷ましした湯200ml。
1. ポットに茶葉を入れ、茶葉が浸る程度にお湯を注ぎ、その一煎目は捨てる。
2. お湯200mlを注ぎ、葉がある程度開くまで待つ(約4分)。
茶葉の量や、湯の温度、抽出時間を変えて、3煎目以降は好みに合わせて調節しつつ、5~6煎はお楽しみいただけます。
さわやかな香りと、まろやかなコクのある甘い味をお楽しみ下さい。

凍頂烏龍茶(青茶)

「凍頂烏龍茶」は杉林渓と同じく凍頂山の山麓、海抜750mで育ち、炭火で焙煎された香りと、深みのある味が特徴です。
 一口に「凍頂烏龍茶」といえどもその種類は豊富で、凍頂山の海抜によって味や、香りも大きく変わります。

●凍頂烏龍茶の淹れ方

茶葉2.5グラムに対し沸騰後、約80-85度に湯冷ましした湯200ml。
1. ポットに茶葉を入れ、茶葉が浸る程度にお湯を注ぎ、その一煎目は捨てる。
2. お湯200mlを注ぎ、葉がある程度開くまで待つ(約4分)。
茶葉の量や、湯の温度、抽出時間を変えて、3煎目以降は好みに合わせて調節しつつ、5~6煎はお楽しみいただけます。