インドの紅茶

◆ダージリン

紅茶の代表といえるダージリンは、インドのヒマラヤ山脈のふもとダージリンで中国種から生産されます。霧の多いダージリン地方で取れる紅茶は水色は薄く、豊かな香りと風味が特徴です。ダージリンは収穫次期によって味や香りや、水色が変わります。

◆アッサム

ヒマラヤ山脈の平原地帯のアッサム地方が産地で、葉の大きなアッサム種から作られます。アッサムの大半がCTC製法で作られ、濃厚な風味と甘みが短時間で抽出されます。
そのため、インド風のチャイを作る際にマサラやミルクを加えても紅茶の味と香りを楽しむことができ、インドチャイに最適の茶葉といえるでしょう。

ダージリンセカンドフラッシュ

6月から7月に摘む2番摘みのダージリンセカンド・フラッシュはやや渋みとコクがあり、水色もやや濃く、ストレートだけでなく、ミルクティーにも適しています。最後に秋摘みのオータムナルは渋みのある深い味わいでチャイにも適しています。

●ダージリンセカンド・フラッシュの淹れ方

カップ1杯分(180ml)
茶葉2.5グラム(ティースプーン約2杯)に対し200mlの熱湯
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯(約95度)を勢いよく注ぎ、蓋をする。
3. 4分間待ち、温めたカップに注ぐ。
 ストレートとしてもおいしく飲めますが、春積みのものよりも味が濃厚ですのでミルクと砂糖を入れてミルクティーとしてもお楽しみいただけます。
※ 2杯以上の場合 1杯増えるごとに茶葉も1杯(2g弱)追加

アッサムCTC

濃厚な味と甘みが短時間で抽出されるアッサムCTC。インドチャイを作る際にマサラやミルクを加えても紅茶の味と香りを楽しむことができ、インドチャイに最適の茶葉といえるでしょう。紅く濃い味と濃厚なミルクをスパイスで引き締めたインドチャイを堪能できます。

アッサムセカンドフラッシュ

アッサムの大半はCTCですが、オーソドックス製法で作られるリーフ状のものもあり、特にアッサムセカンドフラッシュは良質とされ、ミルクと相性のいいコクのある味わいがあります。

●アッサムセカンドフラッシュの淹れ方

カップ1杯分(180ml) 茶葉2.5グラム(ティースプーン約一杯半)に対し200mlの熱湯
 1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく
 2. 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯(約95度)を勢いよく注ぎ、蓋をする
 3. 4分半待ち、温めたカップに注ぐ
 ミルクと相性の良いコクのある味わいですので、ミルクティーとして飲むのが最適です。ミルクも温めた物を加えるとよりおいしくなります。アッサムのまろやかな味と甘い香りをお楽しみ下さい。
※ 2杯以上の場合 1杯増えるごとに茶葉も1杯(2g弱)追加

ネパールの紅茶

◆イーラム

ネパールの東部、インドのダージリン地方に隣接するイーラム。
ゴールデンチップを多く含んだイーラムの茶葉と、黄金色に輝く水色、そしてすっきりとした癖のない味わいと甘い香りは心に安らぎを与えてくれます。
ヒマラヤの見えるネパールを感じられる至福の時間をお過ごしください。


●イーラムの淹れ方

茶葉2.5グラム(ティースプーン約1杯半)に対し200mlの熱湯。
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯を勢いよく注ぎ、蓋をする。
3. 4分半待ち、温めたカップに注ぐ。
ストレートとしてもおいしく飲めますが、時間が経つと渋みが出てきますので、ミルクと砂糖を入れてさっぱりとしたミルクティーとしてもお楽しみいただけます。
※2杯以上の場合 1杯増えるごとに茶葉も1杯(2g弱)を追加してください。

イラン紅茶

 イランだけではなく中近東で広く飲まれているチャイは、インドなどの南アジア圏のミルクで煮出したチャイでとは違い、ストレートを濃く出し、お湯で割り、砂糖で甘くして飲まれています。
 イランで多く見かける飲み方はチャイグラスに入っている熱いチャイをソーサーにあけ、そこからすすって飲みます。その際に口には角砂糖(または氷砂糖)を直接含み、少しずつ溶かしながら飲みます。これがなかなか難しく、慣れないとすぐに砂糖は溶けてなくなってしまいます。
 それに対し、トルコや他の中近東などでは砂糖はチャイグラスに入れ、最初に溶かしてから飲む方が多いようです。その際は一杯のチャイグラスに2つ以上の角砂糖を溶かすと中近東のチャイらしい甘さになります。

ラヒージャーン

イランの紅茶ラヒージャーンはイラン北部カスピ海沿岸のギーラン州、ラヒージャーン近郊で栽培されている茶葉です。中近東のチャイに最適で、ストレートで飲むよりも砂糖を多めに入れることで他の茶葉では味わえない、中近東のチャイをお楽しみいただけます。

●イラン風チャイの淹れ方

茶葉2.5グラム(ティースプーン約1杯半)に対し200mlの熱湯
1. 熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
2. 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯(約95度)を勢いよく注ぎ蓋をする。
3. 5分以上待ち、温めたカップに注ぐ。
 中近東風のチャイはサモワールなどで保温し、長時間おいておくことが多く、ストレートで飲むには渋いので、お湯で割り、砂糖を多めに入れて飲みます。ラーヒージャーンのお茶も同様に5分以上の時間をかけて、濃く出し、お湯で割って飲むことをおすすめします。その際チャイグラスを使用し、砂糖を口に含みながら飲むのが、イラン流です。
※2杯以上の場合 1杯増えるごとに茶葉も1杯(2g弱)を追加してください。

イランのアールグレイ

スリランカでイラン用に作られ輸出されるアールグレイ。
イランの人々に飲まれる、紅く澄んだ水色とアールグレイの薫り高いチャイ。
そんなチャイとともにペルシャ風のチャイ時間をお楽しみください。

●イランのアールグレイの淹れ方

ティーカップ一杯分(約180ml)
茶葉2.5グラム(ティースプーン約2杯)に対し200mlの熱湯。
①熱湯をポットとカップに注ぎ、温めておく。
②温めたポットに茶葉を入れ熱湯を勢いよく注ぎ蓋をする。
③3分以上待ち、温めたカップに注ぐ。
※2杯以上の場合 1杯増えるごとに茶葉も1杯(2g弱)
 追加してください。
飲み方:
チャイグラスを使用し、砂糖を口に含み、
溶かしながらながら飲むのが、イラン流です。